小さい子犬の時代から飼い始めたとしても、常に飼い主が考えておかなければならないのが「不妊・去勢」の処置を施すかどうかということです。何も考えずに育てた結果、周りのメスを勝手に妊娠させる、自分のメス犬が産んだ複数の子犬を捨ててしまう、などという人は、飼い主の資格がありません。発情期の度に、相手を求めて外へ出たがり、子の時期特有の切ない鳴き声で吠える。こんな行動が近所とのトラブルを産むこともあります。きちんと責任を持って子犬の面倒を見る人、繁殖が目的の人、こんな人以外は不妊・去勢の処置をした方がよさそうだ。しかし言葉を言わない犬に対し。人間が勝手な処置を施すわけですから。きちんと考えて選択しなければなりません。家族や獣医師。またはペット仲間などと真剣に相談して決めることが大切です。
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犬によってその時期に差があるが、生後8~12ヶ月くらいのメス犬は、はじめての発情期を迎える。急に毛艶が美しくなり落ち着かない。排尿のタイミングも不規則になる。こんなときは発情期が近づいている証拠だ。こうなると飼い主はお婿さんをみつけて子供を作らせるのか、はたままそのままで発情期の度に切ない思いをさせるのか、そんな今後の選択も考えなければならない時期になったというわけだ。最初の発情期を終えると、その後は6~7ヶ月に一度のペースでやってくる。発情期が9日間くらい続き、出血が始まり、本当の発情期となる。一度発情した犬は、短期間の場合3日、長期間にわたる犬で3週間も続く場合もある。出血した日から約10~14日目がもっとも妊娠しやすい時期とされ、もしも2世の誕生を望む人は、このタイミングで素敵な相手を選んであげるといい。