犬を飼ったら是非とも子供を産ませてあげたいと思っていた人なら、最初の最初の発情期を迎えたわが愛犬に感動することでしょう。「もう、これで一人前だ。さっそく相手を探そう」と強烈に焦る人がいるかもしれないですね。でもちょっと待って欲しい! 最初の発情期の交配は、できれば避けた方がいい。というのも、最初の発情期の頃はまだ、メス犬自身も精神的、肉体的にまだ未熟です。そのために正常な出産ができない。せっかく産んだのに子育てができない、などの事態に陥りやすくなります。発情期を迎えたら、それは妊娠もできるということですが、最初は見送り、二度目の発情期からにした方が賢明です。約6ヶ月の間隔でその時期が訪れるのですから、何も飼い主が焦ることはないのです。最適な時期としては、4~5度目の発情期がふさわしい。母犬として肉体的にも精神的にも成熟しているので、交配も楽ですし、出産、子育てにもきちんと対応できるでしょう。
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